丁寧に自分の考えや興味関心と向き合うことで、明治大学理工学部AO入試 建築学科に見事合格!
「『目に留まった物をただ見るのではなく、その構造を観察することが大事だ』とプロ講師から教わることで、日頃の周囲への見方が変わり、将来の目標を見つけ出すことに繋がりました。」
R.Y.さん
三田国際高校
明治大学理工学部AO入試 建築学科 合格
合格おめでとうございます!今の気持ちを教えてください。
第一希望が早稲田大学だったものの、不合格となってしまったため、第二希望の明治大学はとにかく合格したい気持ちでした。目指した大学から合格をもらえたことで、ひとまず安心したので、引き続き早稲田大学の一般入試に向けて頑張っていきたいです。
明治大学理工学部AO入試 建築学科を志望したきっかけを教えてください。
スターウォーズを見るのが好きなのですが、作品で登場する、それぞれの惑星に適した建築に関心を持っていたため、建築学科を志望しました。また、幼い頃からインターの学校に通っており、将来は建築家としてグローバルに活躍したい思いがあったので、海外大学との連携が強い明治大学を選びました。
なぜAO入試で受験しようと考えたのですか?
勉強が元々苦手で、一般入試よりも自分に適した大学受験の方法がないか探していました。
そんな中、自分の能力などを総合的に審査してくれるAO入試があると聞き、受験を決めました。
高校時代はどのようなことに取り組んできましたか?
幼い頃からデザインをすることが好きだったので、学校行事のTシャツデザインや、校内装飾に携わりました。装飾部の部長を務めていたので、人をまとめ上げる能力が身についたと思います。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
洋々に入ったのは高校3年生の5月ごろです。
最初は志望理由書のテーマ設定から始めたのですが、テーマを決めることはできても、その内容を膨らませることが難しかったです。自分の中で、「なぜ志望している大学に行きたいのか」という思いが具現化できていなかったため、プロ講師から、「そもそもなぜ建築を学びたいのか」を考えた方が良いとアドバイスされました。
また、建築を学んでいくにあたって、「目に留まった物をただ見るのではなく、その構造を観察することが大事だ」とプロ講師から教わることで、日頃の周囲への見方が変わり、将来の目標を見つけ出すことに繋がりました。最終的には、海洋建築を行ってみたいという志望理由となり、異なる環境での、人の新しい住み方を考えたいと思い始めました。そして、海洋建築について研究するのであれば、日本国内だけでなく海外との交流が必要なので、海外との連携が強い明治大学を志望しました。
2次選考に向けてどのような準備をしましたか?
2次選考の準備は、試験の1ヶ月ほど前から始めました。ドローイング試験に向けては、どのような構図の絵を描いたら加点をもらえるのか、の見極めを教えてもらいました。
また、人前で話すことや、アドリブで質問に答えるのが苦手だったため、面接やプレゼンの練習では苦労しました。しかし、洋々で8回ほどサポートを受け、志望動機を話す際には前置きから始めるとわかりやすくなる、というアドバイスをもらったり、一人で練習を重ねることで、本番では自信を持って話せました。
本番当日はいかがでしたか?
面接では、英語で質問を聞いても良いかを尋ねられたり、ドローイングでは、過去問とは全く違うお題が出ました。しかし、事前に建築のことを調べたおかげでしっかりと対応することができました。
入学後の抱負を教えてください。
英語と数学は得意ですが、物理と化学が苦手なので、1、2年生で克服し、3、4年からは建築の勉強をしたいです。また、大学の留学制度を通じて、ヨーロッパへも留学に行きたいです。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
メンターさんが優しい方で、3PCを提出する前にフィードバックをしてくれたり、テーマ決めに詰まっている時には、アドバイスをくれたことがありがたかったです。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
建築学科を受験するのであれば、自分の好きな建築や、憧れの建築家をしっかりと調べて、自分が将来やりたいことを考えておくと良いです。また、高校生のうちに、自分の長所をしっかりと磨いておくことも大事だと思います。
ありがとうございました。R.Y.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。